
Xiaomiは9月1日にグローバル発表イベントを開催し、「POCO F9」シリーズを正式発表いたしました。
日本国内ではQualcomm Snapdragon 8 Elite Gen 5を搭載する「POCO F9 Ultra」のみ正規導入されます。
スペック
POCO F9 Ultra スペック表
| OS | Xiaomi HyperOS 3 |
|---|---|
| CPU | Snapdragon 8 Elite Gen 5 (グラフィック:VisionBoost D8) |
| メモリ(RAM) | 12GB / 16GB(LPDDR5X) |
| ストレージ(ROM) | 256GB / 512GB(UFS 4.1) |
| 画面サイズ | 約6.9インチ AMOLED(Corning Gorilla Glass 7i) |
| 解像度・リフレッシュレート | 2608×1200 / 最大185Hz |
| カメラ(背面) | 2億画素(メイン F1.68 / OIS) +5000万画素(ペリスコープ望遠 120mm相当 F3.0 / OIS) +5000万画素(超広角 F2.4) |
| カメラ(前面) | 3200万画素 |
| バッテリー・充電 | 8050mAh / 100W有線急速充電 (最大27W有線リバース / 最大22.5Wワイヤレスリバース対応) |
| 生体認証・機能 | 画面内超音波指紋センサー / AI顔認証 / NFC対応 / Sound by Bose ステレオスピーカー |
| 防水・防塵 | IP68 |
| SIM | デュアルSIM(nanoSIM+nanoSIM、または nanoSIM+eSIM、eSIM+eSIM) |
| 対応バンド (5G) | n1 / 2 / 3 / 5 / 7 / 8 / 20 / 26 / 28 / 38 / 40 / 41 / 48 / 66 / 77 / 78 |
| 対応バンド (4G) | FDD: 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 18 / 19 / 20 / 26 / 28 / 66 TDD: 38 / 40 / 41 / 42 / 48 |
| サイズ・重量 | 163.49 × 77.94 × 8.74mm / 235g |
概要
SoCは2026年9月時点で最新のハイエンドSoC、Qualcomm Snapdragon 8 Elite Gen 5を搭載しています。 ゲームだけでなく、強力なNPUを内蔵することによりローカルモデルによる生成AI処理もストレスなくこなせる性能を有しています。
また、専用グラフィックス強化チップセット「VisionBoost D8」を搭載していて、Xiaomiが公開している公式サイトの説明によるとゲームプレイ中に他機種よりもさらにハイクオリティなグラフィックスを実現するとしています。
「POCO 3D IceLoop 冷却システム」により、長時間ゲームをプレイして端末に負荷がかかった場合も効率的にSoC等を冷却し、パフォーマンスの低下を抑える設計になっています。
RAM・ストレージは12/256GBと16/512GB構成が用意されており、MicroSDカードスロットによるストレージ拡張はサポートされていません。
OSはAndroid 16で、カスタムUIとして「Xiaomi HyperOS 3」が採用されています。 前バージョンの「Xiaomi HyperOS 2」からの変更点としてiPhone(14 Pro以降)で採用されているDynamic Islandによく似た「Xiaomi Hyper Island」に対応したほか、Apple製品(macOS、iOS/iPadOS)とも連携できる「Xiaomi 相互接続」も利用できるようになりました。
既にAndroid 17ベースの次期バージョン「Xiaomi HyperOS 4」へのアップデートもアナウンスされており、OSアップデートは4回、セキュリティアップデートは最大6年間提供される予定となっています。
ディスプレイは6.9インチサイズで、解像度は2,608 × 1,200、最大10,000nitsまで対応する超高輝度AMOLEDパネルが採用され、リフレッシュレートは最大185Hz表示までサポートしています。

カメラはイン32MP、アウト200MP(メイン) + 50MP(ペリスコープ) + 50MP(超広角)です。 「Xiaomi 17シリーズ」「Xiaomi 17T」シリーズとは異なり、名門一眼カメラメーカー「Leica」によるチューニングは行われていませんが、超高精細センサーを採用することにより鮮明な画像の描画を実現しています。
スピーカーはオーディオメーカー「BOSE」がチューニングを担当しており、スマートフォンでありながら超大型サブウーファーを内蔵するなど、オーディオ面でも力を入れています。

バッテリー容量は8,050 mAhで、最大100W出力の超急速充電「Xiaomi HyperCharge」をサポートしています。
POCOブランドの製品は基本的に国内向けカスタマイズは一切行っておらず、グローバル市場で販売されているモデルそのものをそのまま投入しているため、NFCは内蔵していますがおサイフケータイで採用されているFeliCa Type-Fは非対応となります。
デザイン

「POCO」ブランドといえば「POCO Yellow」を採用した、ゲーミングスマホを思わせるド派手な筐体色が特徴となっていますが、POCO F9 Ultraでは「ブラック」「ダークチェリー」と、ビジネスシーンでも違和感なく使える、比較的おとなしめの筐体デザインを採用しています。 防水・防塵性能はIPX5/8準拠となります。
価格など
POCO F9 UltraはXiaomi公式オンラインストア、Amazon.co.jpなどのオンライン通販サイト(POCOブランド製品の場合、実店舗での取り扱いはXiaomi直営店のみとなります)で既に販売中となっていて、価格は149,800円からとなっていますが、発売日となる9月2日から9月23日まで早割キャンペーンを開催しているため、12/256GBモデルの場合は129,800円、16/512GBモデルの場合は149,800円で購入できます。
「POCO」ブランドといえばXiaomiが日本国内に正規展開を行う前から高性能でありながら販売経路をオンラインに限定することにより、驚異的な安さで販売されていることで有名でしたが、残念ながら昨年12月から未だ続いている生成AI需要の増加に伴う大手テック企業のRAM・ストレージ製品の買い占めの影響により、今回発表されたPOCO F9 Ultraではついに下位構成モデルの販売価格が約15万円まで高騰してしまいました。
ただし、Snapdragon 8 Elite Gen 5を搭載するハイエンドスマートフォンとしてはそれでもかなり安価な価格帯に設定されていますし、早割セール期間内であれば約13万円からとかなりお買い得になっていると思います。
関連リンク
POCO F9 Ultra:Xiaomi