rss_feed

詳細検索

expand_more
~
0
10000
最小
最大

VAIO株式会社、ノジマによる買収後初の新モデルとなる「VAIO T」を発表

VAIO株式会社が9月10日に家電量販店の「ノジマ」による買収後、初の共同開発モデルとなる「VAIO T」を正式発表いたしました。

同社のフラッグシップモデル「VAIO SX14-R」がベースとなっており、2016年に投入された「VAIO Z Flip」以来実に10年ぶりとなる、独自のマルチフリップ機構を取り入れた2 in 1タイプのWindows搭載モバイルノートとなります。 なお、今回法人向けとしても「VAIO T Work」名称で同一仕様のモデルが発表されています。

スペック

OS Windows 11 Home 64ビット / Windows 11 Pro 64ビット
CPU Intel Core Ultra 5 325 / Intel Core Ultra 7 356H
RAM 16GB / 32GB / 64GB (LPDDR5X・オンボード)
ストレージ 512GB / 1TB / 2TB (PCIe NVMe SSD)
ディスプレイ 13.3型ワイド (16:10) WQXGA (2560×1600)、グレア、タッチ対応
ネットワーク Wi-Fi 7 (IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax/be準拠)、1000BASE-T LAN、Bluetooth 5.4
インターフェース USB Type-C × 2 (Thunderbolt 4 / USB PD / USB4 / DP 2.1等)、USB 5Gbps (Type-A) × 2、HDMI、ステレオミニ端子
カメラ 9.2MPカメラ (Windows Hello顔認証、AIユーザーセンシング対応)
オーディオ Dolby Atmos、AIノイズキャンセリング機能、ステレオスピーカー、トリプルマイク
バッテリー駆動 標準:約11.5〜12.5時間 / 大容量:約16.5〜18.0時間
本体サイズ 約 312.0 × 14.6〜19.6 × 224.6 mm
重量 約 1.253 kg 〜 約 1.368 kg (構成により変動)

概要

個人向けとなるVAIO Tの標準モデルでは筐体色に「ファインブラック」を採用するIntel Core Ultra 5 325搭載モデルがWindows 11 Home、「ファインレッド」を採用するCore Ultra 7 356H搭載モデルがWindows 11 Proをプリインストールしています(OSのエディションはBTOで変更可能)。

ソニーからブランドが展開されていた頃は「PictureGear」等独自のマルチメディア対応ソフトを多数プリインストールしていましたが、「VAIO株式会社」として独立した後は「素の」Windowsに設定用ユーティリティ「VAIOの設定」とサイバーリンク社の動画・画像編集ソフト「CyberLink PowerDirector Ultimate & PhotoDirector Ultra」がプリインストールされるのみと、非常にシンプルなソフトウェア構成になっています。

なお、Microsoft Office 2024 Home & Businessのプリインストールも選択可能となっていますが、今年に入ってPIPC(OEM)版Microsoft Officeの仕様が変更されており、「Microsoft 365 Personalの24か月利用権」も選択できるようになっていて、買い切り版「Microsoft Office 2024 Home & Business」を利用する場合もまずMicrosoft 365 Personalの3か月無料試用を契約してから“切り替え”という形でライセンスを引き換える必要があり、引き換え可能期間が短くなっている関係でMicrosoft Officeを利用するためのライセンスを失ってしまったというトラブルが多発しているため、選択される方は特に注意が必要です。

CPUはコードネーム“Panther Lake”で知られる第3世代Core Ultra Series 3を採用しています。 VAIO TではCore Ultra 5 325とCore Ultra 7 356Hのいずれかを選択可能となっており、どちらもMicrosoft Copilot+ PCの要件を満たすNPUを内蔵しています。

RAMは16/32/64GB(増設不可)、ストレージは512GB/1TB/2TB PCIe-NVMe SSDを選択可能です。

ディスプレイは13.3インチサイズで、解像度はWQXGA(2560×1600)です。 パネルはIPS液晶を採用しており、10ポイント式のマルチタッチをサポートしています。 光沢感のあるグレアパネルを採用しているため、人によっては映り込みが気になるかもしれません。

ネットワークは1000BASE-Tイーサネット(RJ45)とIEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax/be規格をサポートする無線LAN、Bluetooth 5.4に対応しています。

入力ポートはUSB Type-C × 2(Thunderbolt 4、USB PD、DisplayPort Alternative Mode対応)、USB 3.0 Type-A × 2、3.5mmイヤホンジャックが搭載されています。

メーカーが公表しているバッテリー稼働時間は、標準バッテリーを選択した場合は最大約11.5〜12.5時間、大容量バッテリーを選択した場合は最大約16.5〜18.0時間です。

デザイン

筐体デザインはベースになっている「VAIO SX14-R」を踏襲しています。 法人向けモデルとしても近年比較的よく見かけるようになったVAIO株式会社時代のモデルですが、筐体デザインのスタイリッシュさに関してはソニー時代からいい意味でしっかりと継承されています。

ファインレッド

前述の通り、ソニー時代に販売されていた「VAIO Duo」やVAIO株式会社として独立した直後に登場した「VAIO Z Flip」でも採用されていたチルトフリップ機構を採用することにより、多人数で動画コンテンツを楽しむ際に重宝する「ビューモード」、ベッドなどで横になりながらコンテンツを消費する際に活躍する「タブレットモード」に切り替えることも可能となっています。

ファインブラック
勝色特別仕様

筐体色は概要欄でも取り上げた「ファインブラック」「ファインレッド」に加え、天板にアルミ素材を採用し、より高級感が増した「勝色」がオンライン限定モデルとして用意されています。

また、キーボードは「ほぼ印字が見えないレベル」まで刻印を薄くした「隠し刻印」も購入時に選択できます。

価格など

VAIO Tは9月18日より受注を開始する予定となっており、価格は374,000円からとなっています。

VAIO株式会社公式オンラインストアなどで販売されますが、実店舗での販売はノジマのみの取り扱いとなるため、近くに店舗がない方は実機を実際に確認して購入できない点がネックとなってしまうのは、諸事情などを踏まえても少し残念に感じてしまいます。

ベースになっているVAIO SX14-R自体が高性能モデルということもそうなのですが、物価高の影響もあって「気軽に購入出来る」PCとは言えない価格設定になってしまっているものの、ソニー時代から継承されているスタイリッシュな筐体は魅力的ですし、性能的にも長期的に運用できるものとなっているため、メインPCとしてがっつり使うのであれば久々の「タブレットとしても運用できる」モデルということもあり、おすすめです。

関連リンク

VAIO T:VAIO株式会社

コメントを投稿する

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です