
本日、Googleは、Geminiシリーズの新しいAIモデル3種「Gemini 3.6 Flash」と「Gemini 3.5 Flash Lite」、「Gemini 3.5 Flash Cyber」を発表しました。
当記事ではGemini 3.6 FlashとGemini 3.5 Flash-Lite、また記事末尾ではGemini 3.5 Proの最新情報について取り扱います。
両モデルともに既にアプリ・ウェブ版から使用可能です。
Gemini 3.6 Flashについて
Gemini 3.6は従来のGemini 3.5 Flashからコーディングと知識作業の効率を向上させただけでなく、トークン効率が大幅に改善されているのが大きな特徴です。
Googleによると、Artificial Analysisの評価指標では、3.6 Flashは3.5 Flashよりも出力トークンの消費量が17%少なくなっているとのことです。
また、利用料も低コストに設定されており、入力トークン100万個あたり1.50ドル、出力トークン100万個あたり7.50ドルという価格設定になっています。Gemini 3.6 Flashはエージェントタスクあたりの総コストを削減し、エージェントの構築と運用をより費用対効果の高いものにしています。
Gemini 3.6 FlashではComputer Useの性能も改善されています。
Googleのベンチマークでは、OSWorld-VerifiedのスコアがGemini 3.5 Flashの78.4%から83.0%へ向上しています。Computer Useは、Gemini APIおよびGemini Enterpriseを通じて、クライアント側に組み込めるツールとして利用できます。
なお、Computer Use自体は2026年6月の時点でGemini 3.5 Flashにも統合されていたため、Gemini 3.6 Flashで初めて追加された機能ではありません
Gemini 3.5 Flash-Liteについて
Gemini 3.5 Flash-LiteはGemini 3.5シリーズの中で最速のモデルであり、毎秒350出力トークンの生成速度を実現しています。価格は入力トークン100万個あたり0.3ドル、出力トークン100万個あたり2.5ドルで、Gemini 3.1 Flash-Liteよりも大幅に品質が向上しているため、高スループットの本番トラフィックを実行する開発者や顧客に、従来より優れたコストパフォーマンスを提供することが可能となりました。
Gemini 3.5 Proについて
今回、Gemini 3.6 FlashとGemini 3.5 Flash-Liteについてのブログ記事の中で、GoogleはGemini 3.5 Proについて、「現在、パートナー企業と共同でテストを実施しており、準備が整い次第、広く提供開始する予定です。」と説明しています。
また、並行して次世代のAIモデル「Gemini 4」についても「並行して、当チームは次世代モデルの開発にも注力しています。Gemini 4向けにこれまでで最も意欲的な事前学習を開始しており、その進捗状況に大変満足しています。」と説明しています。
情報元
News From Google(Introducing Gemini 3.6 Flash, 3.5 Flash-Lite, and 3.5 Flash Cyberより)