OpenAIは9月29日(現地時間)、DevDayにて最新AIモデル「GPT-6.1 Sol」を発表しました。
GPT-6.1 Solは、先日登場したGPT-6 Solをベースに、エージェント型コーディングやコンピューター操作、専門業務などの性能をさらに向上させたモデルです。
GPT-6 Solからさらに性能向上
GPT-6.1 Solでは、特にエージェント型コーディングの性能が強化されています。
実際のコードベースを用いてソフトウェアエンジニアリング能力を測定する「DeepSWE v1.1」では、GPT-6 Solの最高スコアを6.4ポイント上回りました。
さらに、GPT-6 Astraと同等の性能を約5分の1のコストで記録しています。
複数のツールを利用して業務を遂行する能力を測定する「AutomationBench」でも、GPT-6 Solを4.8ポイント上回っています。
コンピューター操作や専門業務も強化
コンピューター操作能力を測定する「OSWorld 2.0」では、最大の推論設定においてGPT-6 Solを7ポイント上回りました。
GPT-6 Astraとの差も2.1ポイントまで縮まり、タスクあたりのコストはAstraの約7分の1に抑えられています。
科学研究向けベンチマーク「Terminal-Bench Science 0.1」では、GPT-6 Solの2倍以上のスコアを記録しました。
また、事実の正確性についても改善されており、OpenAIによる評価では事実誤認率がGPT-6 Solの4.5%から4.1%に低下しています。
API料金
GPT-6.1 SolのAPI料金は以下の通りです。
| モデル | 入力 | キャッシュ済み入力 | 出力 |
|---|---|---|---|
| GPT-6.1 Sol | $2 | $0.10 | $10 |
GPT-6 Solと同じ価格を維持しながら、コーディングやコンピューター操作を中心に性能が向上しています。
また、OpenAIはGPT-6.1 Solについて、標準の入出力トークン価格をGPT-6 Astraの5分の1に抑えながら、難しいタスクではAstraに迫る性能を実現したとしています。
提供について
GPT-6.1 Solは9月29日(現地時間)より、Plus・Pro・Business・Enterprise・Eduユーザー向けに、ChatGPT WorkやCodexで提供が開始されています。
OpenAI APIでも「gpt-6.1-sol」として利用可能です。
APIでは最大105万トークンのコンテキストウィンドウと、最大12万8,000トークンの出力に対応します。
なお、発表時点では通常のChatGPTのチャットでは利用できません。
また、より高速に動作する「GPT-6.1 Sol Ultrafast」も用意され、APIのほか、新たに登場した月額500ドルのProプランではChatGPT WorkやCodexから利用できます。
GPT-6 Solの登場からわずか1週間でのアップデートとなり、特にAIエージェントやコーディング用途での性能向上が大きなポイントとなっています。