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OpenAI「28日間チャレンジ」前半戦まとめ!Codex高速化や利用枠リセットなど14日間の改善を振り返る

OpenAIでCodexの開発を率いるTibo氏が、2026年10月5日から「28日間チャレンジ」を実施しています。

この取り組みは、28日間にわたり、CodexやChatGPT Workのユーザーにとって明確な改善を毎日提供するか、利用枠を完全にリセットするというものです。

前半戦では、GPT-6 AstraやGPT-6.1 Solの高速化、コンテキストウィンドウの拡大、デスクトップアプリの最適化など、さまざまなアップデートが発表されました。

今回は、1日目から14日目までの取り組みを、Tibo氏本人のXでの報告を交えながら振り返ります。

OpenAIの「28日間チャレンジ」とは?

28日間チャレンジは、Tibo氏が10月4日にXで発表した取り組みです。

期間は10月5日から11月1日まで。毎日、ユーザーにとって役立つ改善、あるいは利用枠の完全リセットを提供することを目標としています。

新機能だけでなく、処理速度の改善やシステムの安定化なども対象です。本記事の日付は米国太平洋時間を基準としており、Xの埋め込みに表示される日本時間の日付とは1日ずれる場合があります。

ただし、利用枠のリセットはすべてのChatGPT機能に一律で適用されるものではなく、対象となる製品やアカウントについては各発表の内容を確認する必要があります。

1日目:GPT-6 AstraとGPT-6.1 Solを約50%高速化

10月5日には、GPT-6 AstraとGPT-6.1 Solの標準動作速度を約50%高速化したことが発表されました。

この改善は、OpenAIの製品だけでなく、「Sign in With ChatGPT」に対応するOpenCode、Pi、Amp、Devinなどのサービスにも適用されます。

ユーザー側で設定を変更する必要はなく、発表後約2時間以内に効果が反映される見込みと説明されました。

モデルの応答待ち時間が短縮されることで、コード生成や複雑な開発作業を効率的に進められることが期待されます。

2日目:Auto-review無料化など複数の改善と利用枠リセット

10月6日には、CodexのAuto-reviewを追加の利用枠消費なしで利用できるようにするなど、複数の改善が発表されました。

Auto-reviewは、AIエージェントが実行する操作を別のエージェントが確認する仕組みです。意図しない変更や危険な操作を検出することを目的としています。

このほか、APIの有料利用階層を5段階から「Build・Launch・Grow」の3段階に整理し、上位のレート制限を利用するための条件を緩和したこと、会議メモとの連携、Decisions APIのパブリックベータ提供も紹介されました。

さらに、利用枠のリセットも実施され、機能改善と利用枠の回復が同日に行われました。

3日目:利用枠リセットとCodex Cloudの改善

10月7日には、CodexとChatGPT Workのアクティブユーザー数が合計4,000万人に達したことを記念し、有料アカウントを対象とする利用枠のリセットが発表されました。

また、Codex Cloudの改良版が提供されたことも明らかにされています。

Codex Cloudは、クラウド上でAIエージェントに開発作業を任せられる仕組みです。

Tibo氏が引用したTailscaleの発表では、Codex CloudからTailscaleのプライベートネットワーク(tailnet)内のリソースへ安全に接続できるようになったことが紹介されています。

4日目:指示変更への応答性を改善、ultrafastモードも登場

10月8日には、Codexの実行中に指示を変更する「Steering」の応答性が改善されました。

Steeringは、AIが作業している途中で追加の指示を送ったり、作業方針を変更したりできる機能です。

今回の改善によって、新しい指示がより素早く反映されるようになりました。

また、GPT-6.1 Solのultrafastモードも発表されています。

AIエージェントの作業中に方針を変更する機会が多い開発者にとって、操作性の向上が期待できるアップデートです。

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5日目:Dotsのモバイル対応と入力予測機能

10月9日には、ChatGPTのモバイルアプリからDotsを作成し、メッセージを送信できるようになったことが発表されました。

Dotsは、ユーザーの作業や情報を継続的に把握し、必要に応じて調査や作業を進めるAIエージェント機能です。

今回の改善によって、スマートフォンからもDotsを操作しやすくなりました。

また、デスクトップアプリ向けには、入力内容を予測する「Composer predictions」も紹介されています。

この機能はProプランに含まれ、利用枠を消費しないと説明されています。

6日目:利用枠を完全リセット

10月10日には、利用枠のリセットが実施されました。

7日目:GPT-6.1 Solの標準コンテキストを50万トークンに拡大

10月11日には、CodexとChatGPT Workで利用するGPT-6.1 Solの標準コンテキストウィンドウが拡大されました。

従来の27万2,000トークンから50万トークンに引き上げられ、約84%の増加となります。

コンテキストウィンドウは、AIが一度に参照できる情報量を示します。

この容量が拡大されることで、大規模なソースコードや長い会話履歴を扱いやすくなり、作業途中で情報を圧縮する「Compaction」の発生頻度を減らす効果も期待できます。

なお、GPT-6.1 Solの最大コンテキスト長は100万トークンで、必要に応じて設定を変更することも可能です。

8日目:利用枠を再び完全リセット

10月12日には、再び利用枠のリセットが実施されました。

9日目:デスクトップアプリのディスク使用量を約60%削減

10月13日には、ChatGPTとCodexのデスクトップアプリで、状態データをディスクへ保存する仕組みが最適化されました。

これにより、対象となる保存データ量を約60%削減できる見込みとされています。

Tibo氏は、アプリを頻繁に利用するユーザーから、ディスク容量を圧迫するというフィードバックが寄せられていたことに言及しています。

ただし、アプリのインストール容量や、パソコン全体のストレージ使用量が一律に60%削減されるという意味ではありません。

長期間アプリを利用するユーザーにとって、蓄積するデータ量を抑えられることが期待されます。

10日目:利用枠リセットを実施

10月14日には、利用枠のリセットが発表されました。

11日目:モデルの容量不足エラーを大幅に削減

10月15日には、モデルの処理容量不足によって発生するエラーへの対策が発表されました。

対象となるのは、選択したモデルが混雑しているため、別のモデルを試すよう求められるエラーです。

OpenAIは計算資源の追加やシステムの変更によって、このエラーの発生頻度を大幅に減らしたと説明しています。

さらに、エラーが発生した場合でも、処理が自動的に再開される仕組みが改善されました。

長時間の開発作業やAIエージェントの自律的な実行を安定させるうえで、重要な変更といえます。

12日目:CodexとChatGPT Workの実効利用量を改善

10月16日には、CodexとChatGPT Workの実効的な利用量を増やすための改善が発表されました。

主な変更点は、複数のAIエージェント間でのコンテキスト再利用、キャッシュ保持時間の延長、リクエストの振り分け最適化です。

これらの改善によって、同じ情報を繰り返し処理する必要が減り、同じ利用枠でもより多くの作業を実行できることが期待されます。

特に、複数のAIエージェントを並行して動かす開発環境では、キャッシュ効率の改善が重要になります。

ただし、具体的な改善率は発表されておらず、利用枠の上限そのものが引き上げられたわけではありません。

13日目:利用枠を再びリセット

10月17日には、Tibo氏が利用枠のリセットを発表しました。

14日目:デスクトップアプリで過去のメッセージを編集可能に

10月18日には、デスクトップアプリのスレッド内で、過去に送信したメッセージを編集できるようになったことが発表されました。

Tibo氏は、以前から要望の多かった機能だと説明しています。入力ミスや指示内容を後から修正しやすくする、日常的な使い勝手の改善です。

前半戦を振り返る:高速化・安定性・利用効率の改善が中心

1日目から14日目までを振り返ると、利用枠のリセットだけでなく、AIモデルの処理性能や開発環境の利便性を向上させる改善が数多く実施されました。

特に注目したいのは、初日のモデル高速化、7日目のコンテキストウィンドウ拡大、12日目のキャッシュ効率改善です。

これらはいずれも、AIを長時間利用するユーザーにとって、作業効率の向上につながる可能性があります。

また、11日目にはモデルの容量不足エラーへの対策も実施され、処理速度だけでなく安定性の向上にも取り組んでいることが分かります。

一方、利用枠リセットも複数回実施されました。ただし、リセットの対象範囲や実際の反映状況については、個々の発表を確認する必要があります。

後半戦は11月7日に公開予定

28日間チャレンジは、11月1日まで続く予定です。

Luminous Coreでは、15日目から28日目までの発表内容をまとめた後半戦の記事を、11月8日に公開する予定です。

後半戦では、新たな機能改善や利用枠リセットの動向に加え、28日間全体を通じてどのような成果が得られたのかも振り返ります。

OpenAI「28日間チャレンジ」後半戦まとめ!CodexやChatGPT Workの改善を振り返る

この記事は11月8日 12時00分に公開されます。公開まであと11日

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