当初、Google I/O 2026でGemini 3.5 Proが「来月リリース」されると報じられていましたが、いまだにリリースされていません。
先日の記事でも書いた通り、GoogleはGemini 3.5 Proをパートナー企業とテスト中としています。
本日、Googleは、Geminiシリーズの新しいAIモデル3種「Gemini …
今回の記事ではGemini 3.5 Proがいつ出るのか、またGemini 4への期待について語ろうと思います。
なお、今回については私の所感と予測を含む部分が強いので、カテゴリを解説ではなく雑記とさせていただいています。ご容赦ください。
Gemini 3.5 Proのリリース時期
当初、6月リリース予定だったGemini 3.5 Proですが、Xでは色々と予測が出ていますね。
まず、私としてはすでに告知されている米国時間8月12日のMade by Google(Pixel発表イベント)までに何かしらの動きがあると予測しています。
PixelとGeminiというGoogleの2つの看板プロダクトが同じ日に発表される可能性もあります。しかし、それぞれの話題性を最大限に生かすなら、発表日時を分けることにはGoogleにとっても戦略的な価値があると、私は推測しています。
また、Gemini 3.5 Proがキャンセルされたり、Gemini 3.6 Proへ名称変更されたりする可能性は低いと、私は予測しています。
Gemini 3.6 FlashとGemini 3.5 Flash-Liteが先に登場しているため、その後にバージョン番号の古いProモデルが出るという変則的な順番にはなります。しかし、Google DeepMindの公式サイトでは現在も「3.5 Pro coming soon」と案内されていることから、Gemini 3.5 Proという名称のままリリースされる可能性が高いと考えています。
Gemini 4と今までを振り返る
先ほど、Gemini 3.6 FlashとGemini 3.5 Flash-Liteの記事に関する話題が出てきたので、公式発表を振り返ってみましょうか。

We’re introducing new Gemini models, inc…
GoogleはすでにGemini 4について以下の通り、言及しています。
We have started our most ambitious pre-training run yet, for Gemini 4, and are excited by the progress.(私たちは、Gemini 4に向けた、これまでで最も野心的な事前訓練を開始し、その進捗に胸を躍らせています。)
引用:Introducing Gemini 3.6 Flash, 3.5 Flash-Lite, and 3.5 Flash Cyber
すでにGemini 4の開発が始まっていることが公式に明かされており、Googleもその進捗に手応えを感じているようです。これは嬉しいですね。
この発表から、GoogleがすでにGemini 4の開発を本格化させ、次世代モデルへ軸足を移しつつあることが分かります。
ただし、今後もGemini 3世代の追加モデルが登場する可能性はあり、Gemini 4の具体的なリリース時期も明らかにされていません。それでも私としては、Gemini 3.5 ProやGemini 3.6系がGemini 3世代終盤の主要モデルとなり、想像しているより早くGemini 4が姿を現す可能性もあるのではないかと期待しています。
個人的にはOpenAIのGPT-5.6、AnthropicのOpus 5、Fable 5・Mythos 5の登場により、Geminiは過小評価されてしまっている現状があるように思います。
Geminiの前身となる対話型AIサービス「Google Bard」は、2023年2月6日に発表されました。当時のBardはLaMDAを基盤としており、GeminiというAIモデルが発表されたのは同年12月6日です。その後、2024年2月8日にBardはGeminiへと名称変更されました。
2022年11月30日にGPT-3.5を基盤とするChatGPTが公開され、急速に利用者を増やしたことを考えると、Bardの展開にはChatGPTに対抗する側面もあったと考えられます。ただし、これはGoogleが公式に示した開発経緯ではなく、当時の市場動向を踏まえた私の見方です。背景には、ChatGPTの性能がソーシャルメディアやYouTubeなどで広く注目され、急速に利用者を増やしていたこともあったのではないでしょうか。
Gemini、ChatGPT、Microsoft Copilotでは、基盤となるモデルやサービスの設計、得意分野がそれぞれ異なります。そのため、特定のベンチマークや機能だけを見て、単純に優劣を決めることはできません。
その中で、Geminiが持つ大きな強みの一つが「Googleサービスとの連携」です。ChatGPTやClaudeにもGitHubやGoogle Driveなどと接続する仕組みがありますが、GeminiはGoogleアカウントを中心として、多くのGoogleサービスを横断的に活用できるというメリットがあります。
私が実際に活用しているのは、YouTube、Gmail、Google Drive、Google Analyticsです。YouTube、Gmail、Google DriveはGeminiのConnected Appsを通じて利用でき、Google AnalyticsではGeminiを活用したAsk Advisor1によって、会話形式でデータを分析できます。
これらすべてがGemini 3.6 Flashによって処理されていると公式に明示されているわけではありませんが、Googleサービス群を横断してAIを活用できる点は、Geminiならではの大きな魅力です。
最後に
Gemini 4がどんなものになるのかは全くもって予想できません。私たちは日々の会話を重ねることで、Geminiを自分の好みや文脈に合わせてパーソナライズすることはできます。しかし、それでもAIが今後どのように進化し、どのような未来をもたらすのかを正確に予測することはできません。
ただ、私としてはGemini 4を応援していますし、Gemini 3.5 Proのコーディング性能がどれだけLuminous Coreに活かせるのかワクワクしています。
Google ChromeやGoogleマップ、そして以前解説したGoogle Earthもそうですが、私はGoogleが世に送り出す様々なサービスにインスピレーションを受け、惹かれてきました。
Geminiもまた、私が魅力を感じ、日常的に活用しているGoogleサービスの一つです。だからこそ、その将来を過度に悲観するのではなく、これからも前向きに活用していきたいと考えています。
AIが社会インフラとして定着しつつある現在、GeminiやChatGPT、Claudeが今後どのような進化を遂げていくのか、今から楽しみです!
- ※Ask Advisorはベータ版として提供されており、利用資格やGoogle Analyticsの言語設定などによっては表示されない場合があります。 ↩︎
